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東急リバブル、富裕層向け高級中古物件の売買を強化

写真:©Adobe Stock
東急リバブルは都心の高級中古マンション売買を強化している。

マンション購入者に対して、優遇金利の住宅ローンを提供するほか、販売中の物件では富裕層による売買を意識してホームステージングに専門のコーディネーターを起用。高級家具を配置し、買い手が物件購入後の生活をイメージしやすくする。

これには、国内外の富裕層による中古物件の売買を活性化させ取扱数を増やす狙いがある。同社は2017年7月、都心の高級中古マンションの仲介取引に絞った新ブランド「グランタクト」を立ち上げた。Mac信託銀行と提携しグランタクト向けに住宅ローンの提供を始める。ローンは5億円を限度額とし最優遇金利を適用する。英語対応も可能で、外国人投資家による取引でも言葉の壁を気にせずに利用できるようにした。「グランタクト」は東京都港区や渋谷区などの都心の高級中古マンションを専門に扱う。取扱物件を独自の基準に従って243棟に絞り込んでいるのが特徴で、1戸当たりの平均価格は約2億1千万円に達する。都心の高級物件仲介ではまだ知名度が低く、新サービスの追加で、富裕層の囲い込みをてこ入れする狙いがある。

参照:日本経済新聞

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