海外不動産の融資
海外不動産投資では、自己資金比率が30%程度あることという条件を満たしていれば、HSBCやCitiなどをはじめとした金融機関のほか、地元の銀行からもローンを受けることができます。
中には、売主が買主に融資するという少し変わったローン制度も存在します。このローンでは、返済は金利のみで元本は物件売却時に返済するという形をとります。まさに、海外不動産投資ならではの融資法と言えます。
ただ、海外でのローンを受ける際に注意しておかなければならないのが金利です。海外の金利は日本と比べて高いことが多いためです。さらに、表面利回りで10%を超えるような物件も少なく、代表的な大都市にはほとんど存在しないのが現状です。
ではなぜ、海外不動産投資がいいのかと言うと、海外では不動産はインフレ率以上に値上がりするためです。その値上がり益が見込めるため、有益な投資となっているのです。
このほかにも、日本で現地物件の減価償却が取れたり、居住権が取得できる国があったりというような、海外不動産投資ならではのと京を持ったものも存在します。たとえば移住を考えている富裕層の方にとっては、このようなものが魅力的に映ることもあるかもしれません。