投資会社の選び方
海外不動産投資を行う上でとても重要なのが、投資会社の選択です。
大多数の投資会社は誠実に事業を行っていますが、中には悪質な投資会社も存在します。そのような投資会社に引っかからずに、ご自身にとって最適な投資会社を選択するためにも、そのポイントを見ていきましょう。
投資会社を見極めるポイント
優良な海外不動産投資会社と悪質な投資会社を見極めるポイントは次の3つです。
●セミナーや現地視察ツアーなどを行っていない
海外不動産投資を行う場合、現地デベロッパーの倒産やカントリーリスクなどが存在します。
そのため、定期的にセミナーや視察ツアーを実施していない投資会社には注意が必要です。投資先の国にしっかりとしたパイプを持っていない可能性があるからです。
もちろん、これだけで全てダメということではありませんので、入念なチェックを怠らないように注意しましょう。
●現地に信頼できるエージェントがいない
不動産登記のプロセスは複雑な上に、当然言語の問題も存在します。中には、この不動産登記代行によって、不当に料金を騙し取ろうとするところもあるため、注意が必要です。
そのため、投資先の国に信頼できるエージェントがいるかどうか、事前にしっかりとチェックする必要があります。
●提示する数字が他社に比べ異常
うまい話には裏があるものです。
たとえば、投資会社の中には「投資実績の利益率が何十%以上」というような、過剰とも言える数字を提示しているところもあります。特に富裕層相手の場合、出資しないのは愚かだというように、プライドを刺することで、資金を出させようとすることもあるので、要注意です。
このような謳い文句を鵜呑みにせず、その数字の根拠をじっくりと確認することが大切です。
優良会社のチェックポイント
優良海外不動産投資会社を見極める際は、以下の5つのチェックポイントを参考にするとよいでしょう。
・現地はもちろん、日本の法律・納税についても精通しているか
・また、トラブルや納税へのサポート体制は整っているか
・物件購入後の管理をどのようにしているか。また把握しているか
・実際に購入した人はいるか、また紹介してもらえるか
・購入にかかわる経費や、購入後のコストなどを明確に提示できるか
特に、最終的な購入費用や購入後にかかる月々のランニングコストなどをきちんと説明しているかどうかは、非常に重要なポイントです。