リターンとリスク
海外不動産投資に限らず、投資にはリターンとリスクが存在します。
堅実な海外不動産投資を行うためにも、しっかりとリターンとリスクについて知っておくことが重要です。
リターンについて~海外不動産投資のメリット~
海外不動産投資の主なメリットは、「キャピタルゲイン」「レバレッジ」「円高」の3つです。
●キャピタル・ゲイン
キャピタル・ゲインとは資産価値上昇による利益のことです。
不動産の特徴として、「急激な経済状況の変化が起きても価格変動幅が小さい」「緩やかに上昇する」などが挙げられます。そのため、物価上昇率への耐性が強くインフレヘッジに最適な投資対象と言えます。
どの海外不動産に投資するかによって、大きなキャピタル・ゲインを出す可能性を持っているのが、海外不動産投資の最大の魅力と言えるでしょう。
●レバレッジ
レバレッジとは、自己資本に他人資本を足して利益率を高めることです。
海外不動産投資は金融機関からの融資が利用できます。一般的な金融商品と違って、ローンを利用することができるのです。そのため、海外不動産投資では低資金での投資が可能となり、高収益率を得られるのです。
●円高
当然ですが、海外にある不動産に投資をするため、為替変動によって利益が大きく異なります。
円高基調になった場合、海外不動産投資は投資の中でも有効な手段のひとつと言えるでしょう。優良物件を安く購入したいと考えている方は、円高などの為替変動のタイミングをうまく見極めることもポイントです。
リスクについて~海外不動産投資のデメリット~
投資にはリスクがつきものです。
たとえば投資先の国で、政変などによる政治や経済の情勢が変化することもありますし、円高がさらに進んだために売却益を出せなくなることもあります。
日本国内にいると、海外の情報を入手することは簡単ではありませんが、リスクを回避するためにもできるだけ投資先の国の情報を入手するように努めることはとても重要です。
また、目先の利益にとらわれず、中長期的な視点もあわせながら、堅実に投資することも必要です。