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訪日客の増加で「不動産流動化」

訪日客特需で追い風強まる「人気テーマランキング」で「不動産流動化」が4位にランクインした。

特に超低金利環境の継続と訪日客の増加を背景とした地価上昇、都市再開発の動きなどをテーマに不動産関連銘柄の一角に買いが集まっている。

この背景には訪日外国人観光客の急増があり、ホテルなど宿泊施設や交通機関の需要を押し上げ、都市再開発需要を一段と喚起しているほか、インバウンドによるモノやサービス消費の拡大も、商業地の活性化と不動産価格上昇に反映されている。こうした流れを受けて、業績好調な中小型の不動産流動化関連株に物色の矛先が向いている。

また新興市場では、東京、大阪、京都などに訪日客専用のホテルを続々と開業予定にあるコスモスイニシア<8844>を筆頭に、東京23区を中心に不動産サブリースを展開するAMBITION<3300>、富裕層向け投資用物件を販売するレーサム<8890>、土地付きストレージ(貸し収納スペース)のほか不動産再生・流動化サービスを手掛けるエリアリンク<8914>、デザインマンション開発のほか投資家向け賃貸マンション販売も行うプロパスト<3236>などの上値余地が期待される。

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