高級タワーマンションを購入するなら最上階の方が節税効果が高い

タワーマンションの最上階を購入する理由

タワーマンションを購入する際、富裕層の方は多くの場合高層階、特に最上階を購入します。
これは、節税目的で購入するためです。

まず、タワーマンションの魅力は、時価に対する固定資産税評価額が小さいことが挙げられます。
たとえば、タワーマンションの一室を購入した場合、時価1億円に対して評価額は3,500万円ということがあります。
評価額の方が価値が低いと、相続税を節税することができます。
仮に現金で1億円相続するとした場合、当然1億円に対して相続税がかかるので、マンションの一室を相続するほうが節税になるわけです。

もちろん、実際の価値が下がっているわけではないので、早いうちに売却すれば、8,000万円などで売却することも十分に可能です。

では、なぜ最上階なのでしょうか。

それは、評価額が面積に応じて決まるためです。
タワーマンションの低層階と最上階を比較した場合、間取りや面積が同じであれば評価額も基本的には同じです。

しかし、上層階の方が物件の価格が高いため、上層階、特に最上階の物件の方が評価額との差が大きくなります。
つまり、実際の価値に比べて、評価額を大きく下げることができ、節税効果が大きくなるのです。

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